伝説・神話記事一覧

アマミキヨの墓アマミキヨとは、琉球の神話にたびたび登場する神のことをさし、別名アマミク(阿摩美久)、アマミキュとも言われる。日本の本土とは異なる歴史を歩んできた琉球の国にとって、琉球開闢(かいびゃく)の祖として、沖縄各地で慕われてきた存在である。アマミキヨは17世紀に記された書物「おもろそうし」や、1650年に編纂された「中山世鑑」にも登場しており、古来から崇められた存在であったことが伺える。アマ...

森川公園は宜野湾市にある公園で、羽衣伝説発祥の地として知られている。沖縄にはいくつか天女と羽衣が登場する羽衣伝説が語り継がれているが、ここ森川公園では、察度王が天女の息子であるといわれる羽衣伝説が伝えられている。察度王は、琉球王国が誕生する前のいわゆる三山(北山・中山・南山)時代にいた王のことだ。察度は人々の信頼を集め、浦添の按司となりやがて中山を治める中山王となる。1372年には琉球から初めて中...

沖縄の最南端にある八重山地方のお祭りには、「ミルク神」とよばれる神が登場し、ふっくらとした顔立ちがその特徴である。本土では全く聞き慣れない言葉であるが、八重山地方では古くから知られた神である。どこか人のよさそうな優しい表情で描かれることが多く「豊穣の神」として知られ、豊穣を祈願するお祭りや豊年祭などにはよく登場する神様だ。「ミルク」とは「弥勒(ミロク)」が沖縄の方言に変化したもので、敬称をつけ「ミ...

那覇空港から車で約1時間、沖縄南部の南城市にある玉城城跡は別名「アマツヅ城」とも言われる、観光スポットである。「島尻郡誌」によれば、開闢の神アマミキヨの伝説が伝えられるグスクである。琉球王国時代から今に至るまで拝所として広く親しまれており、国王自ら五穀豊穣を祈願した場所であり、「東御廻い」の一つにもなっている。特に本丸跡には琉球開闢の七つの聖地の一つされる「天つぎあまつぎの御嶽」(神名「アガル御イ...

浜比嘉島は沖縄中部にある勝連半島にある島で、うるま市に属している。沖縄本土から浜比嘉大橋がかけられており、ドライブで簡単にアクセスできる。浜比嘉島の周囲は約6.6キロ、人口500人ほどの小さな島で、島西部の浜地区と東部の比嘉地区の2つの地域によって構成されている。この島は近年パワースポットとしても注目を浴びており、まさに祈りの島でもあるのだ。さほど大きくはない島にも関わらず、島内には30を超える拝...

宮古島の中心部から少し離れた場所に「漲水御嶽(ハリミズウタギ)」とよばれる御嶽があり、首里王府公認の御嶽として崇拝されてきた場所である。うっそうとした緑に囲まれており、地元の人からは「ツカサヤー」と呼ばれ古来から大切にされてきた場所である。ここは宮古の創生神話の神が祀られており、「古意角(コイツヌ)」と「姑依玉(コイタマ)」とよばれる神々である。まさにここは宮古島の原点とも言える場所であり、宮古島...

頂上からの景色伊江島は沖縄北部・本部港から船で約30分、本部半島の沖合9キロに浮かぶ島である。伊江島のシンボルともいえるのが、タッチューとよばれる城山で、伊江島唯一の山である。タッチューは島が形成されるよりも7千万年も古いオフスクレープ現象とよばれるものによって形成された。これは古い岩盤が新しい岩盤に潜りこむ中で一部が剥がれて新しい岩盤の上に乗る現象によって作られるものであり、世界で見ても伊江島の...

古宇利島は沖縄北部にある今帰仁村に属する島で「神の島」とも「恋の島」とも伝えられる島である。語源について諸説あるものの、「こうりじま」の語源が「恋島(くいじま)」からきているといわれており、それが変化して古宇利島と呼ばれるようになったといわれている。古宇利島は沖縄本島から古宇利大橋で繋がっており、車でアクセスできる島でもある。海の透明度が高く今観光地として人気急上昇中の場所であり、島内には縁結びと...

伝説によれば、沖縄開闢の神・アマミキヨが海の遥か彼方の楽土といわれるニライカナイからやってきて、海近くのヤハラヅカサに上陸し、その後すぐ近くにある浜川御嶽に仮住まいをしたといわれる。ヤハラヅカサは海中の中にある小さな石碑であり、「ヤハラ」とは「柔らかい、穏やかな、優しい」などという意味を持ち、「ヅカサ」とは「塚」を意味している。そして海から約50メートルほどの場所に古めかしい石垣があり、その上に浜...